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8月, 2022の投稿を表示しています

人シリーズ2022 新作紹介7 インフレ

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  題名:「人2022」  制作年:2022年     Año 2022 サイズ   Tamaño:30X40cm 版画、コラージュ、アクリル絵の具の混合技法。 Técnica mixta y colaje con pintura acrilica sobre papel インフレはとどまる事を知らないようで、毎日、ガスと電気料金が 上がり続けている。 おまけに、ユーロ安がそれに拍車をかけている状態。 ガソリン価格は上がりこそしないものの、上げ止まり。 都会では自家用車の相乗りが広まっているらしく、 涙ぐましい努力... かく言う私も車は週1のペースで乗っていて、 バスか電車で事足りている。 そう言えば、電車料金が9月から半額になると言う話で、 珍しい朗報(笑) 来月から学校も新学期が始まる。 スペインは義務教育でも教科書は購入しなければならないし、 それがやたら高くて親御さんは大変だ。 中古教科書市場がにぎわっているそうで、我が家も30年前に経験済み。 このままでは、欧州経済は確実に落ちて行く。 各国のガス保有量も例年より少なく、 特に冬はドイツなどの北部では凍死者が出るじゃないか。 昨日、ドイツ首相の演説に若い女性二人が紛れ込んで、 上半身裸になって胸に書かれた「ロシアのガスを買うな」と言う文字を 披露していたが、自宅にガスが来なくなってしまう事は 考えられないのだろうか。 我が家も冬の準備をしておかなければ...

人シリーズ2022 新作紹介6 近況

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題名:「人2022」  制作年:2022年     Año 2022 サイズ   Tamaño:50X70cm 版画、コラージュ、アクリル絵の具の混合技法。 Técnica mixta y colaje con pintura acrilica sobre papel さて、わが村では夏祭りも終わり、静かになりました。 昨夜、出身地長崎の精霊流しの爆竹実況を見ていたら、 我が家の外でも爆竹の音がしていました。 こちらの夏祭りにはドラゴンや鬼たちが現れ、 爆竹を鳴らして村を練り歩きます。 その爆竹の音が長崎の精霊流しの爆竹と重なって 絶妙な協和音となっていました。 今日は昼頃から雷雨。 酷暑続きだったので少し涼しくなりました。 今週はこんな天気だそうで、雨不足も解消されればいいのですが。 長崎の精霊流しの実況でも時折、強烈な雨と風が精霊舟に襲い掛かっていました。 実況者も「こんな雨風は初めてです」と吹き飛ばされそうになっていました。 8月も半分を過ぎました。 スペインの観光業は、ほぼコロナ前の水準に戻っているそうで、 経済も上向きになっていますが 電気、ガス、ガソリン等の価格は高値を維持したままです。 商売の純利益が目減りして、可処分所得にも悪影響が出るのは 間違いないと思われますが、 とにかく経済を回さなければどうにもなりません。  

人シリーズ2022 新作紹介5 節電政策

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   題名:「人2022」  制作年:2022年     Año 2022 サイズ   Tamaño:29X21cm 版画、コラージュ、アクリル絵の具の混合技法。 Técnica mixta y colaje con pintura acrilica sobre papel 電力がひっ迫しているので、スペイン政府は苦肉の策で 電力節電政策を打ち出した。 この政策の目玉はエアコンの設定温度を27度にすると言うもので、 これで何とか夏を乗り越えようとしたが、、、 各業界から不満がどっと寄せられ、政府はタジタジ。 一般家庭の設定温度ならまだしも、レストランやバールなど 調理器具を使う仕事場は軽く30度を超えてしまう。 それじゃなくても今年の夏は酷暑なのに、、、 そこで政府は設定温度を25度まで下げてもいい、などと迷走状態。 警察官を送って温度設定違反を取り締まるなどの策(愚策)を 考えていたようだが、これを本当にやったら政権は持たないだろうな。 それよりやる事があるだろうが。 早くウクライナ戦争を終わらせる事だ。 政治家にしか出来ないのだよ、これは。 一般庶民を苦しめて、これ以上経済が落ち込めば 政権など簡単に吹っ飛んでしまう。 現野党の中道右派は政権交代を目論んでいるぞ。 さあどうする、サンチェス首相。

人シリーズ2022 新作紹介4 欧州電力危機

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題名:「人2022」  制作年:2022年     Año 2022 サイズ   Tamaño:29X21cm 版画、コラージュ、アクリル絵の具の混合技法。 Técnica mixta y colaje con pintura acrilica sobre papel 8月に入っても一向に収まる気配のない酷暑。 って言うか、これから夏本番なのにどうすんの? 欧州ではウクライナ戦争のあおりを受け、深刻な電力不足に なっていて、欧州委員会が出した節電政策にスペイン政府も同調する予定。 エアコンを27度に設定しろとか、夜間照明を半分にしろとか、 庶民に我慢を強いる愚策を押し付けている。 地下鉄が蒸し風呂状態になっても政治家には影響がないらしい。 大体こうなったのも欧州の政治家達が無能だからだろう。 アメリカに乗せられてホイホイ経済制裁をロシアにしたものだから、 逆制裁を掛けられてしまった。 こちらのテレビニュースでも日本同様ロシア悪人節が流れているが、 ロシアは余裕そのものだ。 ロシアのガスは中国やインドが買うので困らないらしい。 問題はドイツを中心とした北欧諸国で、冬のガス備蓄が通常の半分以下 らしく深刻だ。 ここカタルーニャ地方は地中海性気候で冬も左程厳しくなく 越冬できると思うが、山国スペインの山岳地帯は厳しいかも。 冬が来る前にウクライナ戦争を終結させなければ、 欧州政治が大ダメージを受ける事必至だ。