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「人シリーズ2022」62 南フランス滞在記 (2) ゴッホ編

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  題名: 「人2022」    Título: persona 202        制作年:2022年       Año: 2022             サイズ:29x17cm         Tamaño:29x17cm                コラージュ、アクリル絵の具の混合技法                       Técnica mixta y colaje con pintura acrilica sobre papel 南フランス滞在記  (2) セザンヌの次はゴッホです。 日本大好きなゴッホはセザンヌの エクサン プロヴァンスから西へ80キロ 程行った所にあるアルル(Arles)と言う町に15か月住んで制作に励んだ。 画家のコミュニティを作ろうとしましたが、やって来たのはゴーギャンだけで その関係も2か月で破綻した。 と、簡単な説明はここまでで、詳しくはGoogleでどうぞ。 最初に行ったのはゴッホ財団会館 所蔵品は二点だけで、今はほかの画家の展覧会をやっていた。 北斎の版画も所蔵している。 次はゴッホが描いたカフェ 観光客でごった返していました。 ここはゴッホが入院していた元精神病院で、 今はゴッホの庭として無料開放されています。 ゴッホの肖像彫刻 最後に行ったのはゴッホ跳ね橋 モデルとなったラングロワ橋は アルル の中心部から南西約3キロほどの運河に実際に架かっていたものだが、 1930年 に コンクリート 橋にかけ替えられたため現存しない。跳ね橋は別の場所に再現され、「ファン・ゴッホ橋」と名付けられたが、運河の堤などの風景が異なるために、作品の雰囲気が再現されているわけではない。(Googleより引用) 最終日にはエクサンプロヴァンスの南にあるマルセイユを訪問しました。 マルセイユはフランス南部の港湾都市で、紀元前 6 世紀頃にギリシ...

「人シリーズ2025」3 南フランス滞在記 (1)  セザンヌ編

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  題名: 「人2025」    Título: persona 2025        制作年:2025年       Año: 2025             サイズ:15x10cm         Tamaño:15x10cm                コラージュ、アクリル絵の具の混合技法                       Técnica mixta y colaje con pintura acrilica sobre papel 南フランス滞在記 一週間ほど南フランスに行って来ました。 目的はフランスの画家セザンヌの痕跡を巡るというもので、 主にセザンヌのアトリエと彼が描き続けた サント・ヴィクトワール山 を見に行くというものです。 今でこそ抽象絵画を描いていますが、15歳で油絵を始めた頃は 印象派的な絵を描いていました。 それから徐々にキュビズムや半具象をやり、最後に辿り着いたのが 抽象絵画という事です。 現在68歳なので53年も掛かりましたね。 そういう意味ではセザンヌは私の師匠(勝手に)でもあるのです。 最初に訪問したのは サント・ヴィクトワール山 聖地でのセルフィ。 この山を何と80枚以上も描いたというのが凄い。 セザンヌがこの場所で制作をしていたのかと思うと感慨深い物がありますね。 37年前にスペインに来たのも、スペインの画家達が制作した同じ場所で 同じ空気を吸って制作してみたいと思ったのが動機でした。 人物なしで絵画風に... これはセザンヌのアトリエから描いたものと思われます。 視点が高いのと、アトリエには松があるのでそれも一緒に描いていますね。 次はアトリエ これがアトリエの事務所の入り口です。 アトリエへの小道 アトリエの窓 アトリエ正面 以下は内部 最後にセルフィそして感想を一言。 ここは美術館じゃなくてアトリエという事で、 セザンヌの絵(...